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LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。

新時代ライダーゼロワン、ついに登場!
世界観を描き、主人公その他主要登場人物を紹介し、敵の恐ろしさを印象づける第1話のノルマはほぼ完璧。
しかし脚本のせいなのか、おそらく二度と登場しないであろう腹筋崩壊太郎の印象が強く残ります。なんだそりゃ。

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Photo by Markus Spiske on Unsplash

今までのような長い長い感想文書くのはもうやめようと思うわけですが(10年以上前このブログを始めたときはまだ記憶力だけでストーリーの再現をしていましたが今ではやはり録画を見直さずにはどうにもこうにも、という状況ですし、そんなふうにブログに時間をかけていると仕事の兼ね合いで書けなくなって中断しちゃったりしますし)、そうすると今回は
「腹筋崩壊太郎(´;ω;`)」が白眉となってしまうわけです。あと、イズちゃんが可愛い。あくまで冷静で恭しく、主であるアルトの寒いギャグを丁寧に解説したりします。
Twitterのトレンドワードなどをみる限り、同じ想いの方が多いような。

わたしにはかねてより“従者萌え”と自分で名づけた性癖があるのですが、機械人形とかAIってクるものがありますね。思えば「ドライブ」のロイミュードにも
「こんなにいじらしい敵はいない!」と入れ込んでしまったものでした……この作品でもそうなってしまいそうです。
オープニングがなかった!

シンギュラリティとは何か

シンギュラリティ、すなわち技術的特異点(ぐぐりました)。
人工知能の権威であるレイ・カーツワイル博士により提唱された「未来予測の概念」。
人工知能が発達し、人間の知性を超えた未来において、文明や文化の担い手はまだ人間であり続けられるのだろうか。そうではなく、人工知能こそが人間に取って代わるのではないか。そうなれば、人間の生活にはかつてない大きな変化が起こるのではないか――という予測が行われています。
SFにおける
「ロボットの反乱」
「コンピュータによる支配」
……等は既に古典的な概念とも言え、なるほどいかにもありそうなことだと、専門家でないわたしにも頷ける未来予測です。

主人公、飛電或人の世界はひと足早く、そのシンギュラリティを迎えつつある世界です。飛電コーポレーションが生産する高機能人工知能搭載ロボット、ヒューマギアは既にあらゆる職種・職場に進出しており、これだけAIがインフラとして社会に浸透していれば、当然それを悪用しようという者も出てくることでしょう。
亡き祖父、飛電是之助は生前そのリスクを予見し、暴走するヒューマギアやその悪用者を鎮圧するためのセキュリティシステムを開発。代々の社長だけがこれを使用できるものとし、自分の死後は孫である或人を次の社長に任命すると言い残してこの世を去ったのですが――。

飛電或人とは何者か

ということでライダーで社長、というとどうしても思い出さざるを得ないのが「ファイズ」世界の多国籍企業、スマートブレイン。あれを観ていると、

・社長はほんとうに死亡したのか
・死亡したとして、その社長の死因は何か

という点からまず疑わしい。続いて、売れない芸人として平凡に暮らしていた或人の突然の身体の変調から、

・或人は人間なのかヒューマギアなのか両者のハイブリッドなのか

という疑問も浮かんできます。というのも、或人の父、飛電其雄がヒューマギアであったかのような描写が作中でみられるんですね。家族という役割を与えられたロボット。まるで「鉄腕アトム」です。
其雄という人がかつて存在し、或人という子をもうけた後に死亡したので是之助が父親代わりのヒューマギアを作ったのか(或人は人間)、それとも早世? した本物の其雄、或人の代わりとなる2代のヒューマギアを開発し、是之助の子・孫として保護してきた(或人もヒューマギア)のか。
さらに、或人にはヒューマギア其雄の死(損傷による機能停止)の瞬間の記憶があるのですが、

・その経緯(何者かに攻撃を受けたのか、事故か等)も不明のまま

です。

敵はどこにいるのか

謎の敵として登場する<滅亡迅雷.net>の滅と迅。かれらはテロリストよろしくヒューマギアを通じて日本社会を滅ぼそうとしていますが、かれら自身の根城は既に荒廃した巨大都市。今に東京もここのようになる、と嘯いていますがいったいどこなのでしょうか。
わりと気軽によみうりランド襲撃に来てましたので、外国のような物理的に遠い場所ではなく何かヴァーチャルな世界なのかもしれませんが。

夢ってのはな

或人の夢は人々を笑顔にすること。そのためにお笑い芸人をめざしているのですがさっぱり売れず、なんとかしがみついていた遊園地内の劇場でもヒューマギア・腹筋崩壊太郎(芸名)のほうが人気だからとお払い箱に。
それでも夢は捨てきれず、棚ぼた的な大企業の社長の座も蹴ってしまうのですが、<滅亡迅雷.net>がその遊園地を襲い始めたことから風向きが代わります。
・世話になった支配人が危ない
・暴走するヒューマギアを止めたい
・セキュリティシステムを用いれば自分にも何とかできる
・しかし使用者は社長と決められている
・だったら社長ごと引き受けた!
という思考過程を経てめでたく社長就任ライダー変身。
ゼロワンのスーツは腕や肩の部分がやわらかいのか、胸の装甲が薄いのか、両手を胸の前でクロスしたり、蟷螂拳のようなやわらかい腕の動きも可能。ということでまるで戦隊ものを観ているかのような多彩なアクションが楽しめました。
ホッパーモチーフの優れた脚力とキック(「ジオウ」ばりに文字が出ます)。
「このままですと社長は5秒後には死亡します」という冷徹なイズの判断で、「W」の地球の本棚のようなヴァーチャル空間へ退避、システムのチュートリアルモードで戦い方を学ぶ或人。

学習能力が高いのか適性があったのか人間じゃなかったのかわかりませんが、めまぐるしいカメラワークもありここちょっと瞠目してしまいます。とくにバス。観た方はわかるはず。バス。あとあとの方だけど着地ミス。

「或人様!」とジェラルミンケース(武器に代わる)を投げてよこすイズ。まともに顔で受けてダメージを受けるゼロワン。
このあたりのやりとりも面白く、最後は大破する腹筋崩壊太郎――しかしかれは、実は人々を笑わせることを己の使命とし、疾風迅雷.netの誘惑にも必死に抵抗していた愛すべき人格の持ち主だったので、
「どこかクラウドにデータ残してないのか」とかれを惜しむ声があがったわけです。あと地味に、遊園地のスタッフヒューマギアが暴走するかれを抑えようと果敢に飛びついていって制圧されるのも悲しいやらいじらしいやら。

戦いを終え、
「この仕事でも人々の笑顔を守ることができる」と気づいた或人は、ついに社長の座につくことを決意。
しかしかれはまだ知らなかったのです。生身でヒューマギアの後ろを取り、銃という最小限の武器で仕留めることができるテロリストの存在を(迅の銃の扱いがいい)、そして同様にセキュリティシステムとしてのライダー変身ギアを開発しシンギュラリティに備えていたAIMSという組織を。後者は「カブト」のZECTや「ウィザード」の警官隊を思わせる華やかな戦闘シーンが描かれました。
上官の命令より己の勘、独断専行の無頼派隊長、みたいなキャラ作りのようですが、どう考えても飛電コーポレーションとの間に小競り合いが起きそうな組織です。
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