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LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。

気づいたら今月全然ゼロワン感想文を書いていません。
ちゃんと見てはいたんですけど。ちょっとずつ追いついていこうと思います。

お仕事5番勝負でようやく勝利を収めた或人たち。しかし、天津のやりたい放題はとどまるところを知らず……
CGがすごかった。或人の精神が侵されて、穢されていく表現がめちゃくちゃ怖い。なんというか陰陽師の映画とかで使われそうな。

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Photo by 𝓴𝓘𝓡𝓚 𝕝𝔸𝕀 on Unsplash

そして不破さんはかーなーり、かっこいいです。
初のクリーンな敵

亡が仕掛ける相手はこれまで、天津に過度なプレッシャーをかけられ、追い詰められたZAIAスペック側の対戦相手たちでした。しかし今回は流石に秋霜烈日の検事。かんたんには転びません。
ビンゴ(前回サウザーに破壊されてしまったので新機体)の主張するアリバイにも
「予約送信という手段がある」と被害者の口から言明させ、勝利を確信していたでしょうに、土壇場でひっくり返されてなお、
「よかった、危うく冤罪を生むところだった」と笑顔でヒューマギアの優秀さを称えるのですからグッドルーザーすぎる。

正直、今回は丁々発止の法廷劇、すなわち弁論でいかに勝つか、という内容を期待していたので、ビンゴが法廷では勝ち目がないと意気消沈し、証人に何も質問しないとか(スマイルのほうが根性も信念もあったような気がする)、ちょっと展開には不満だったのですが、対戦相手のクリーンさにとても救われた気持ちになれました。
微罪とは言えマスコミ注目の裁判でもあったので例のびろーん(無罪の紙)も出てましたね。

対してビンゴ襲撃、かつ結婚詐欺の真犯人ときたら動機にしろ手口にしろものすごく雑。そして下司。市森検事や被告人に巧妙に罪をなすりつけたものの、不破の地道な捜査であっさり正体が割れてしまいます。
いや推理ものじゃないから、そこに不満を持っては……いけないのだろうなあ。ライダーでは「W」、「ドライブ」とミステリとしてもそこそこ楽しめる先例があったのでつい期待してしまいました。

アーク

ビンゴを破壊され、自らもアサルトホッパーの力までジャックされてしまった或人。勝負も敗色濃厚とあって、いてもたってもいられず再び滅を訪ね、なぜ天津がゼツメライザーを持っているのか、お前たちはつながっているのかと問いただします。

それにより、ようやく明らかになるZAIAとアーク、アークと滅亡迅雷.netの関係――天津は直接滅たちには接触しておらず、アークに悪意を植えつけただけ。そして悪意を学んだアークは、滅亡迅雷.netを組織し、自ら人間社会を攻撃するための兵器製造を行ったと。
「勝負はフェアでなければ」と言いつつ、亡の働きによってヒューマギアが暴走すればつぶす。ビンゴのように暴走せずともただ動揺し天津に反抗的な姿勢を見せただけでつぶす。すべて、破壊ありきの行動なのです。飛電買収にしても、ヒューマギアの所有権を手中におさめて全破壊することが目的のように常々或人に宣言しています。

一方、純粋にAIがAIのために人間への反抗に立ち上がったと自分たちの行動を認識していたのに、天津の掌から一歩も出ていなかったことを或人の問いから悟った滅。憤死しそうなほどに激昂、呪詛の言葉を吐くのでした。

自らの目的のため、そのアークを利用してアサルトホッパーの力を用いたキーを制作させる天津――しかしその手を汚すのは、滅亡迅雷.netでありゆあなのです。ゆあさんは何か弱みでもつかまれているのでしょうか。

侵食

「きみ自身の身体で体感したまえ」
そして天津の悪意に、精神を侵食される或人。
滅の証言を聞き、天津との対決を図るのですが、圧倒的な力で抑え込まれ、ベルトに得体のしれない――ゆあがアークを操作して作成した――キーを挿入されてしまいます。暴走するヒューマギアのように瞳を赤く燃やし、出現したのはメタルクラスタホッパー。極小のバッタが無数に宙を舞い、群れを成して変幻自在に形を変え、ある時は銀に煌めく硬い壁を築き、ある時は長く伸びた結晶となって敵を貫きます。
構造としては「ベイマックス」に登場するマイクロボットのような感じなのですが、蝗害を思わせる描き方がなかなか怖い。或人の意思で動いているというより、無意識の怒りに反応しているようです。
サウザーとなって襲いかかる天津は、まるでその性能テストをしているようです。攻撃が鋭ければ歓喜し、防御が硬ければまた歓喜する。

「メタルクラスタホッパー?」ゼロワンの仕様書と見比べているのか、この禍々しい力さえ、明らかに知っていたという反応を示すイズ。
「新しいゼロワン……」自分の作ったものの力に驚くゆあ。そして、
「あれはゼロワンなんかじゃねえ。ほっとくとやばいぞ!」
或人の異常に気づき、とっさに腰にとりついて力ずくでベルトを外す不破が今週の殊勲賞です。あれぜったいほっといたら或人が侵食されていましたね。
或人の内的世界。悪、死、怨、穢……ありとあらゆる禍々しい文字が明滅し、黒く溶けて或人の精神に染み込み、染め上げていく、その描写がまさにホラーでした。

イズ

「ようやく1勝できましたね」
裁判に勝利したビンゴを見届け、安堵する或人をねぎらうイズ。わたしもイズにお茶を入れてほしい。しかし、ただ安堵するだけでいさせてくれません。
「では、今の心境を面白いギャグで表現してください」
「ええっ、い、今!?」
気を取り直し、無茶振りに応える或人ですが安定の面白くなさです。そこで、
「はい、或人じゃーないと!」で呼吸を合わせようと、イズが待ち構えているのが可愛かった。
いつものやりとり。メタルクラスタの影響が、或人に残っていなければいいのですが。そして次週、バスター・レディ・ゴー!
メタルクラスタについて蝗害を思わせると書きましたが、蝗害っていうとやはり、黙示録のイメージです。我々のDNAに刻まれてでもいるのか、小さなものが無数に集まっているだけで怖いですよね。そして、或人の内面を描くCGは日本の神道にある穢れを映像にしたようで骨身に染み入る厭らしさがありました……
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