LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。

毎日暑いですね。そろそろ熱中症対策が必要かも…
わたしは今夏、白い帽子を買いました。UV透過するし汚れは目立つしで、白はあまりよくないんでしょうけど、気分ということで。
毎年夏は帽子を買ってる気がしますが、毎年かあさん僕のあの帽子どこへ行ったんでしょうね状態です。風が渓谷へ吹き飛ばしたわけでもないのに…

そんなわけで、というのでもないのですが、くろね子さん(黒猫嬢が萌えモードに入った際の自称)の鳥打帽にグレンチェックのインバネス、而してその下には学校指定の体操着という出で立ちについ買ってしまったのが、この本。

きみと僕が壊した世界(講談社ノベルス)
西尾維新著
きみとぼくが壊した世界 (講談社ノベルス ニJ- 22) (講談社ノベルス ニJ- 22)きみとぼくが壊した世界 (講談社ノベルス ニJ- 22) (講談社ノベルス ニJ- 22)
(2008/07/08)
西尾 維新

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病院坂黒猫嬢が意外やシャーロッキアンであったことが(表紙で)明される「世界」シリーズ第三作は、彼女とその相棒との倫敦珍道中もの。
…と書ければいいのですが。
このシリーズは当初からメタっぽいというのか、叙述トリックを用いることが多いのですが、本書はその状況がかなりエスカレートしており、古色蒼然たる鈎括弧の連続といい、一章ごとの解決編といい、思わず背表紙を見て、「黒ネコマーク」や「パイプマーク」が入っていないかと確かめたくなります。

見かけのトリックはさほど論理的とも緻密ともいえないのですが、登場人物の1人が
「ほんの一瞬でも読者を納得させられれば勝ち」と言う通り、それなりの説得力はあるわけです。ラム肉で亭主を殴り倒した後はその肉をオーブンに入れ、やってきた警官に振る舞ったりする程度の説得力は…
しかしここは文章に酔うべきではないでしょうか。

「読んだものは必ず不慮の死を遂げる」という、呪いの小説を書きあげてしまったベテラン作家。
最愛の妻やエージェントを失った彼の悩みに耳を傾け、謎を解決するために派遣されたのは、学園一の、どころか学園始まって以来の才媛にして引きこもりの美少女、病院坂黒猫。とその“愛すべき友人”。
場所はミステリ読みの聖地、愛すべき幽霊の街、倫敦。
道具立ては満点。
くわえて遊び心も満点な、その構成。
「漂う提督」みたいな、古き良き時代を懐かしむ方に、お勧めです。あまり詳しく書けないのはネタバレ警戒中なのですすみません。

本作はメタミステリでもあるので、途中、小説というものに関する考察がばんばん出てくるのですが、わたしは黒猫嬢の
「○○にはぐれた」という表現がとても気に入りました。

「あの作家、ファンだったけど4作目からはぐれちゃった」
「あのシリーズ初めのほうは面白かったのに。いつの間にかはぐれてしまったなあ」

それをよくあること、仕方のないこととクールにとらえる黒猫嬢が魅力的です。まあ再会することだって、ないわけではありませんしね。
小説に限った話では、ないですが。
拍手レスです。

>吉田さん

いらっしゃいませ!少年誌にありそうなタイトルですねそれ。慌てて修正しつつも楽しかったです。
ご指摘ありがとうございました。
レスについては、返信したいがために「なるべく非公開コメは避けて」とか言ってる奴なので、諦めてくださいませw
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style="clap"

西尾さん、テイストが面白いですよね。

今のところはぐれてません。これもぼちぼち読んでいきたいとこです。

2008.07.15 09:20 URL | りゅうきん #3cXgguLU [ 編集 ]

面白いですね

でも「りすか」シリーズははぐれてしまったかも…初め、雑誌連載時は読んでたんですが。

2008.07.16 07:39 URL | maki #mxyayG2g [ 編集 ]















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